■作品紹介
女3人芝居でして、この世知辛い世の中でいかに生き抜いてゆくかというヒューマニズム漂う暖かいお話です。
観劇後は皆様の癒しのひとときとなればこれ幸い。昨今、青年犯罪や集団自殺なんて言葉が頻繁に露出気味。
それは、この世の中で夢や希望が少なくなってゆくのと比例してる様な気がします。
ある人は、人間は生きてゆく限り絶望から逃れられない。とのたまったとか。
世界の先進国と成り果てた物質社会我が国日本では、物欲が増し、TVなどのマスメディアにより、
価値観を均され購買意欲をそそられる。そそられればられる程、欲しい物が手に入らない絶望と、
与えられた価値観で自分や自分の周りを測り、誤差に苦しむ。そんな現代社会の写し鏡ともいえる、花の名を持つ女が三人、
それぞれがそれぞれの死を意識し、モノクロの世界の中でイロトリドリの自分の夢を見つけるまで、をお芝居にしてみました。
■あらすじ
名古屋の繁華街栄、の外れの地下劇場、そこは開店したばかりの風俗店。“秘密の花園”従業員は3人のみ。
それぞれ、お姉系担当曼珠沙華、癒し系担当ひやしんす、萌え系担当蕗の薹。毎日毎日客は来ない、来ぬ客を待つばかりの3人の女達。
そんな時、蕗の薹がどこからか拾ってきた不思議なキャンディ。
女達はイロトリドリな甘いキャンディに魅せられて、大人になり少女になり子供になり、
時空を越えてメルモちゃんよろしく飛び回る。不思議なキャンディがお口に残る間だけ垣間見えるファンタスティックラブコメディ。
2005年
9月2日(金)pm8時〜
9月3日(土)pm3時〜&pm7時〜
9月4日(日)pm2時〜
劇団pH−7地下劇場
キモトキヨ(劇団単3ホルモン電池)
柊アキラ
水野印南(劇団単3ホルモン電池)
作・演出:灯乃湿
照明:石神竜一
音響操作:坂野真由美
大道具:イシゾーとテッコロ
小道具:上出哲哉
衣装:加藤えり子
制作:山本幸弘
舞台監督:檜垣萱 (夜の建築事務所)
宣伝美術:安達加工所
協力:伊藤明子/othello/上田エツコ/
大八木克樹(劇団名芸)/福中慎二/
真貴誉(劇団pH−7)/堀江普子(河童塾)
劇団pH−7/劇団単3ホルモン電池/
KOP/夜の建築事務所/劇団はだか電Q/
劇団名芸/河童塾/91bar/
コジマプラスチック/岩谷農園/(敬称略)
情宣写真(別窓) 準備中です
舞台写真(別窓) 準備中です